※2019年3月に一部修正。
※ Clip Studio Paint とMedi Bang の仕様についての記事です。
- iPad を持っている人達は何のお絵かきアプリを使って描いているの?
- オラが紹介したいのはこの2つ
- Clip Studio Paint は有料
- Medi Bang Paint は初心者向けに最適!
- データ出力形式について
- 漫画原稿の一括管理が便利!
- Media Bang Paint ではところどころ広告がついてくる
- 余談
- 最後に
iPad を持っている人達は何のお絵かきアプリを使って描いているの?
最近良くiPad Pro でお絵かきをしておりますが、ふとっ思ったことがあります。

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筆者は、2016年にiPad Pro を購入してずっとメディバンペイントで描いておりましたが
2017年11月にClip Studio Paint for iPad がリリースされてからずっとこちらに
シフトしてイラストや漫画を描いております。
そこで、少しでも参考になればと思い
Clip Studio Paint と メディバンペイントを見比べてみました。
オラが紹介したいのはこの2つ
【Clip Studio Paint】
こちらは、セシルスさんからリリースしている
“CLIP STUDIO PAINT EX for iPad” のアプリケーションです。
長年PC向けにパッケージとしてリリースされていたのですが、2017年11月にiPad 専用のアプリが登場して以来、世界中でプロ・アマ問わず愛用されている一種となります。
Clip Studio Paint ※iPadサンプル画面はこちら
【メディバン・ペイント】
こちらは、Medi Bang!さんからリリースしているお絵かき専用ソフトです。
筆者も、こちらを使用していたこともあり基本無料です。
メディバン・ペイント ※ iPadサンプル画面はこちら
続いてClip Studio Paint と MediBang の大きな違いについてですが
Clip Studio Paint は有料
1点目のClip Studio Paint ですが、月額,年額制となります。
費用につきましては、下記の通りとなります。
-
Clip Studio Paint PRO:月額480円 年額:2,800円
-
Clip Studio Paint EX:月額980円 年額:7,800円
※iPad Pro(IOS) ではなく、ソフトのみ購入ですと約27,000- となります。
IOS アプリのみ、定期購入となりますのでご注意ください。
ただし、初回特典として
お申し込みすると6ヶ月間無料となります。
検討しているかたは、是非お試し期間として如何でしょうか?
Medi Bang Paint は初心者向けに最適!
※実質、無料です。
タブレットおよび、Windows, Mac OS のどちらも無料です。
会員登録してログインすれば、ブラシが90種、背景・トーン800種以上と材料はかなり豊富で初心者向けにはピッタリだと思いました。
データ出力形式について
Clip Studio Paint :【bmp】【jpeg】【png】【tiff】【Targa】【psd】【psb】
Medi Bang Paint :【jpeg】 【png】
Clip Studio Paintは7種類、Medi Bang Paintは2種類と、データ変換形式はClip Studio の方がかなり多いです。
SNSなどで投稿する場合、jpeg,またはpng でも可能です。
他に自分で描いたイラストや漫画を製本したい場合など、印刷所にお願いする場合なんかは、psd に変換しデータを現地へ持っていくことが多いみたいです。
そういった意味では、作品を作って作製する場合
印刷所製本
→ Clip Studio Paint ※主にpsd出力
コピー本
→ Medi Bang Paint ※主にjpeg 出力
上記の内容が適しているかもしれません。
※コピー本とは、セルフ印刷で印刷した自分の原稿を纏めて製本すること。
手軽に作品がつくれるし安価で済むが、質は印刷所の製本より見劣りしてしまう。
漫画原稿の一括管理が便利!
Clip Studio Paint では、この一括管理の機能が使用できるのに対して
Medi Bang Paint は、原稿1枚ずつの管理となります。
※ただし、Clip Studio Paint EXに限ります。Clip Studio Paint PROではこの機能はありません。
一括管理ができると、どんなメリットがあるのか?
- ページ数の割り振りができる
- ページ数の割り振りができるから漫画の構成も組み立てやすい
- 最初に原稿サイズとカラー・モノクロ、ノンブル設定が一度にできるから二度手間にならない。
- 原稿が何処が終わっているのか、直ぐ見つけやすい。
- 背景描写やトーンのお願いをする時に直ぐに展開できる。
- 何より、データを一括書き出しできるからチョー楽!!
これらの設定を一括で作成することが可能です。
上記は、Clip Studio Paint EX にあって、Medi Bang Paint にない機能です。
有効活用しましょう!
Media Bang Paint ではところどころ広告がついてくる
Media Bang Paint は無料な為、広告がついてくるのがネックです。
余談
Drop Boxを併用するとデータ容量を気にせず、どこでも作業が出来てしまいます。
つまり、クラウドサーバーがクソ便利ってこと!!
Clip Studio Paint ですと、クラウドサーバーを併用して使用可能です。
僕なんかは、画像は常に共有して持っておきたいので、
PC, iPad Pro, iPhoneどちらでも見れるようDrop boxというクラウドを使用しております。
webサーバーに保存出来るツールで、
アドレスとパスワードを登録することで
PC側でもiPad Pro側でもどこでもアクセスでき、だれとでもファイル共有、閲覧・ファイル修正する事が出来ます!
最後に
結果から申し上げますと、
クオリティ・柔軟性をとるならClip Studio Paint‼︎
お手軽さ・お絵かきを始めたい初心者の方ならMediBang Paint ‼︎
趣味で描いたり、Web やsns でアップするだけなら、MediBang Paint 。
同人誌や持込みや電子書籍など、他のソフトとも連携を取って柔軟に対応したいのであれば、Clip Studio Paint。
という事で、Clip Studio Paint にもお試し期間があるので
先ずは両方使ってみながら、検討するのは如何でしょうか?